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肌トラブルの原因は美意識が高いせい?やりすぎると逆効果になるスキンケア

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美意識が高い女性にありがちなトラブルが、「ちゃんとスキンケアしているのに肌荒れがひどい」というジレンマ。

その原因、ひょっとしたら美意識が過剰なせいかもしれませんよ。つまり、スキンケアし過ぎて、逆に肌を傷めてしまっているのかも・・・。

そこで今回は、毎日のスキンケアで気をつけたい“やりすぎポイント”についてチェックしてみましょう。敏感肌の女性は、とくに注意が必要ですね。

NG1 たっぷり化粧水が乾燥を早める

乾燥させたくない、潤い肌をキープしたい、そんなの当たり前。でも、たっぷり化粧水をつけて保湿ケアするのって、実はナンセンス。

必要以上に化粧水を与えると一時的には表面が潤っていますが、その反面、水分が蒸発しやすい肌質になりやすく乾燥肌になるおそれも・・・。

潤いをキープするには、肌の内側から保水力を高めることが重要なんです。肌の表面に水分を与えるだけでは不十分。過剰に化粧水をつけてケアするのも好ましくありません。
保湿とは肌表面の水分ではなく、肌内部の角質層に水分を保つこと。角質層に水分を蓄えておく保水力が大切なんです。

肌の内側にアミノ酸を補給して、肌細胞(天然保湿因子)の働きを活発にすることが重要。そうした内側からのケアも心がけ、肌を労わる効果的なスキンケアを実践したいですね。

NG2 たっぷり美容液で肌体力が低下

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美容液や美容クリームで肌に栄養を補うのは大事。しかし、たっぷり与え過ぎるのはNGなんです。

たっぷり美容成分を与えると、肌は働かなくなり次第に機能が低下していきます。その結果、肌本来の美しさを保てなくなり、肌の老化が早まってしまうんです。

化粧水と同じで肌の表面にたくさん美容液を塗るのではなく、肌の内側の働きを活発にしてあげるケアが必要になります。

肌に良い栄養素を摂取したり不健康な生活習慣を見直すなどして、本当の意味で美意識の高い女性を目指しましょう。肌に悪い習慣を予防することが何よりも重要ですよ。

<美容で意識したいポイント>
・女性ホルモンの分泌を促す
・メラニン色素の発生を防ぐ
・肌の酸化を防ぎ、活性酸素をなくす
・肌の内側でつくられるコラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートする
ターンオーバーの働きを促す
・腸内環境を整える
・糖化(AGEs)を予防する

NG3 何度も顔を洗うのは逆効果

1日に何度も洗顔するのはNG。朝と夜の2回でOKです。洗いすぎると逆効果になり、敏感肌や乾燥肌になるリスクが高くなります。

朝は軽く洗顔し、夜は洗顔してしっかりメイクを落とすのが理想的。清潔に保ちたいからといって1日に何度も顔を洗うと肌を傷めつけてしまう原因になるんですよ。

キレイを目指すためには高い美意識は大切。しかし、間違った方向に行くと肌トラブルを引き起こすので、くれぐれも正しいケアを身につけましょう。

心当たりがある人は、今日から見直してくださいね。今後のスキンケアで、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。