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初心者投資家に知ってもらいたい『不動産投資』と『FX投資』のメリットとデメリット。

資産運用の有効な手段として『不動産投資』『FX投資』がある。最近では若い投資家も増えているというニュースも聞くようになった。

実際にこれから始めようと思っている方も多いのではないだろうか? しかし何も知らないまま始めてしまえばきっと取り返しのつかない損害を被ってしまうことになるだろう。

まずは2つの投資のメリットとデメリットを理解することで安心して投資を始められる環境を作ってもらいたいと思う。

不動産投資は安定して収入を得ることができる。

「不動産を所有して、そこから利益を生み出す」これが不動産投資の仕組みである。利益を生み出す方法として一般的なのが、第三者に賃貸することで家賃収入を得ることである。この方法なら長期にわたって安定した収入を得ることが可能であり、これは不動産投資の大きなメリットである。

もう1つのメリットとして考えられるのが、不動産投資は他の投資とは違ってリスクを予想できるのであらかじめ対策を講じることができるのである。そのため他の投資に比べて損害が大きくなる前に動くことができるのだ。不動産投資のメリットはこの2つと言える。

しかし不動産投資にもデメリットはある。これも大きく2つ考えることができる。

1つ目は借りる人がいなければ赤字になってしまう危険性があるということだ。当然のことではあるが、住む人がいなければ家賃収入を得ることができない。そのため需要のない地域に不動産を買ってしまうと収益を出せない可能性があるのだ。

2つ目は資金が苦しくなった時に簡単に手放すことができないということ。急にお金が必要になった時に、売ろうと思ってもFXほどすばやく売ることができないという特徴がある。

しかし不動産投資ならこれらのデメリットも、きちんとその地域で需要があるのかを調査しておく、不動産投資専門サイトで売却査定を試しておく、などの対策をしておけば回避することができる。

FXはメリットが一瞬のうちにデメリットへと姿を変える!

FXとは外国通貨を売買して差益を発生させる取引のことである。

FXのメリットとして考えられるのは3つ。1つ目は少ない資金で大きなお金を動かすことができることだ。FXには『レバレッジ』というものがあり、これを使うことで手元の資金の何倍もの金額で取引することができるのだ。

2つ目のメリットは自分の好きなタイミングで取引ができること。不動産投資の収入が月に1度だったのに対して、FXは月曜日の朝~土曜日の朝まで取引できるためいつでも利益を狙うことができるのである。

そして3つ目のメリットがどの局面でも利益を得ることができるということだ。FXは通貨を売ることから始めることもできるため、為替レートが安くても高くてもどちらでも運用次第で利益を得ることが可能なのだ。

一見するとFXの方がよく見えるが、それこそがFXの落とし穴。FXは恐ろしいことにこれらのメリットが一瞬でデメリットへと変わってしまう危険があるのだ。

少ない金額で大きなお金を動かせるということは失敗した時の損害もそれだけ大きなものになってしまうということでもある。また為替市場は24時間動いているので、寝ている間や仕事中など取引ができない時間に知らぬうちに大損していることもあるのだ。

また不動産投資であれば待っているだけで安定した収入も見込めるが、FXで安定した収入を手に入れるためには世界情勢を的確に読んでいく必要がある。
もしあなたが未来を視ることができるのであれば問題はないが、きっとそうではないだろう。まして経験のない初心者ならばなおさら厳しいのは自明の理である。

FXは不動産投資に比べて、利益を得るタイミングが多いが、安定させるのは難しく、一度の失敗で多大な損害を被ってしまうリスクがあることは知っておいてもらいたい。

投資は有効な資産運用の方法であるが、それはある程度きちんと運用できた時の話である。
もしもこれから投資をしようと考えている方で、損害を気にせず大勝負がしたいならFX投資を。
安定して収入を得たい方なら不動産投資から始めてみることをオススメする。