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正しい眠りでストレス、疲れを癒す

アンケートでストレスの対処法を調査すると、「寝ること」と答える人は多いです。しかし睡眠の質に不満を感じていて、だからといって特になにもしていない人が多い、という調査結果も出ています。
ストレスなどが原因で神経が休まらない状態で眠りについても、質の良い睡眠は取れません。
また平日の疲れのせいで、休日の睡眠時間が長くなってしまう人も多いと思います。しかし、人間の身体のしくみとして「寝だめ」は出来ないため、平日の睡眠の質を高めて、疲れを持ちこさないことが大切です。
スマホを眠りにつく直前までずっと触っている人が多いようですが、これが最も眠りに有害です。スマホだけでなく、テレビやパソコンも×。夜に明るい画面を見続けてブルーライトを浴びるとメラトニンというホルモンの分泌が妨けられ、副交感神経が働かなくなり、体内時計のリズムが狂います。
寝る前は身体と神経を休ませないといけません。その意味で、夜食の時間が遅すぎるのも身体に負担がかかって熟睡を妨げますし、就寝前の運動もメラトニンの分泌が妨げられたり身体・神経が興奮してしまうため、しない方がよいです。
お風呂はシャワーのみの習慣だけでなく、高い温度のお湯につかることもかえって安眠に悪いです。

寝る前にオススメの習慣

逆に寝る前におススメの習慣を紹介します。
・ストレッチ・・・身体がほぐれてリラックスできます。
・腹式呼吸・・・副交感神経優位の状態にします。
・ぬるめのお湯につかる・・・副交感神経が働きます。
・アロマオイル+アロマディフューザーやハーブティーで神経を緩和させる・・・ラベンダーのアロマオイルは特に安らかな熟睡を導いてくれます。
・休日も平日と同じ時間に起きて、体内時計を狂わさないようにする・・・2度寝したとしても、いったんは起きましょう。
・朝日を毎日浴びる・・・体内リズムが整うためです。

正しい睡眠で、毎日を少しでも過ごしやすいものにしましょう。