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高離婚率の時代だからこそ考えたい、夫婦円満の秘訣

今は3組に1組は離婚する時代です。決して「離婚」は他人事ではありません。
男女の違いはあれど、結局は“人対人”の問題です。夫婦円満の秘訣は、人間関係全般にも言える事です。夫婦は戦友のようなものだ、と例えられることもあります。
いつまでも夫婦円満でいるために、どうすべきかをまとめました。

大切なのは「あなた」「相手」を主体に考える事

まず、主語を「自分」ではなく、「相手」にしましょう。
[相手に期待しすぎない]
相手のマイナス面も含めて、この人はこういう人だとただ事実を把握しましょう。価値観の違いも認めます。価値観の違いが離婚理由に挙がることも多いですが、違い=軋轢と捉えない事です。
[相手の立場になって考える]
なぜ相手は怒っているのだろう?と想像力を働かせましょう。相手が悪い、と責めるのは×。
[良い部分に目を向ける]
相手の不満ばかりは×。相手の良い所を見つけ、褒めましょう。感謝することを忘れず、相手に伝えましょう。
[相手を喜ばせる]
進んで相手に喜んでもらえることをしましょう。ただし恩着せがましく、「してあげている」という意識は持たずに、愛と思いやりの精神を持ちましょう。

一緒に語り合い、過ごす時間を大切にしましょう

そして、相手と自分が一緒に、という姿勢が大事です。
夫婦は会話が重要と言いますが、大事なのは時間よりも質。感情のキャッチボールをできることが理想で、喜怒哀楽を打ち明け合い、共有できれば最高です。
一緒に旅行する、出掛ける、一緒に何か趣味をはじめるなども良いです。食事もなるべく一緒にしましょう。
一方で一緒にいすぎてもいけないのが、難しいところ。たまにはそれぞれの時間を尊重して人生を楽しみましょう。

日本では「察する」「空気を読む」事が美徳とされていますが、必ずしもそうではないと思います。気持ちや考えは、言葉にして相手に伝えなければ伝わりません。
加えて、心に余裕を持つ事が大切ではないでしょうか。心に余裕がないと人に優しくできません。